9月17日 秋のお月見(今年は9月17日だよ!)

お月見は、旧暦の8月15日(十五夜)の夜に行われる月を眺める行事なのですが、皆さんやっていらっしゃいますか?

秋の真ん中にあたる8月15日(旧暦の)。秋の「十五夜」は「中秋の名月」や「仲秋の名月」と言われ、一年でもっとも美しい月が上ると言われているのだそうです。

お月見は年に3回あるって知っていました?

十五夜 9月17日 今年の豊作を祈願する日。実りの前の稲穂またはススキを飾り芋を供えます。


十三夜 10月15日 今年の収穫に感謝する日。お米の粉で作った団子、豆や栗など採れた作物を供えます。


十日夜 11月10日 ついた餅などを供えて、来年の豊穣を祈願する日。稲刈りがすべて終わり、田んぼの神様が山に帰るといわれます。

「お月見」と言いますと、月の神様を招くススキと月見団子ですが、関東と関西ではその形が違うようです。

関東は、米粉で月をイメージした白くて丸い団子を月見団子としています。
関西は、里芋をイメージしており、餅にこしあんを巻きつけています。

どちらも豊穣の願い、感謝、健康、幸福を表したものとされています。

ススキを飾る意味

十五夜には「収穫前の稲穂」を縁起物として飾ります。豊作の象徴である稲穂は子孫繁栄の意味があって、実がなる前は空洞で神様がよりつく場所と信じられていたようです。

その稲穂の代用品となったのがススキ。ススキは災いや病から作物や家を守ってくれる魔除けの力があると信じられてきました。お月見に飾るススキは1本、3本、5本など奇数飾ると良いといわれます。

十五夜は「芋名月」とも言われますので、里芋の準備はできませんが、うちの畑で取れたジャガイモの小芋(恋も~!)を皆様にお供えしたいと思います。どうぞお楽しみに。

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