9月12日「言葉は身の文(あや)」
最近自分で言葉遣いが悪くなっているような気がしていた。
お客様、目上の方、初めてお話しする方、友人、家族や子供たち。それぞれに話し方や言葉遣いが違う。それがちゃんとできていただろうか?
子供の頃、自分ではカッコを付けたつもりで悪い言葉や下品な言葉をつかっていると、よく父に「『言葉は身の文(あや)』と言いその人の人柄や品性を表すものだから気を付けなさい!」と叱られた。
小さい頃はそんな意味もよくわからず、みんなと同じように「カッコつけ言葉」を使っていたが父の前では気を付けていた記憶がある。
成長して社会人となり、いろいろな方々と接する機会も出てきた。きちんとその方に合った話し方ができないことは恥ずかしいこと!が理解できた。父は小さい頃からこういうことを私にきちんと教えておきたかったのだろう。
日本語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」があってなかなか使い分けが難しいけれど、相手によってきちんと使い分けられればそれはとてもカッコのいい素敵なレディなわけで(レディに年齢制限はないよね?)。
本当のカッコ良さとは「相手を尊敬し、その方に合った言葉をスマートに使い分けられること」だとようやく気が付いた。
遅ればせながら、気が付かないまま一生終わらなくてよかった(笑)まだ間に合うよね!
いつか、「敬語が綺麗なあの人は見た目も綺麗で、まさに言葉は身の文と言える。」なーんて言われたら天国にも上る気持ちになっちゃうんだけどなぁ~!(誰か、言ってみて!)
まあ、努力あるのみですね。言葉も教養!
言葉繋がりで、「言葉は立ち居を表す」(言葉はその人の性格や行動を表す。) とも言われるわけですから綺麗な日本語を話すように今後気を付けたいと思います。
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