心に穴が
今日は息子の引っ越し。
一緒にいられる最後の晩。
そーなれば行くでしょ、一緒に飲みに。
「この先仕送りじゃ好きなもの食べられないんだから何が食べたい?好きなもの食べに行こうよ」と。
毎日、毎晩、ケンカばかりして
ちゃんと勉強しなさいよゲームばっかりして。もう少し将来のこととか考えたら?
言わなくてもいいことを何度も何度も息子に言って。受験で合格するかどうかなんて、本人が一番不安で、若い子たちと同じ土俵でやっていけるかも心配していて。心細く思っていただろうに。
それなのに私は自分の感情のままに息子を追い詰めちゃって。結局自分の感情を抑えきれないままに。ぶつけてしまっていた。
大人からすれば、26歳なんてまだまだあまちゃんで、しっかり実力さえつければこの先どんなことだって挑戦出来るのに
働いた経験もある、いろんな経験してきている。人のできない経験をいっぱいしてきているじゃないもっと自信を持っていいのよ。
今だから、そんなことを言えるんだけどね。
引っ越しのトラックに荷物が積まれて扉が閉まった。
今まで息子がいた部屋は荷物だらけで、狭いなぉ、うっとおしいなぁ〜なんて思っていたのに、、、。
ガラーンとしてしまった部屋は、私の心と一緒で寂しい空気を醸してしている。見るのもつらい。
3日寝れば大丈夫
直ぐに慣れるから
でも、どこかで慣れたくない気持ちもあって、、、。情けないのは自分じゃん。
新生活を始める息子に、嬉しくて仕方がないのに、両手を挙げて送り出せない私。
それは、母。
この息子がいて、心配したり、喧嘩したりできたから母になれたんだよね。
母も成長しなくちゃいけないのよね。
ありがとう、息子よ。