2月19日 お稲荷様

遅くなりました。

お稲荷様とは、正式には稲荷神社で、実はキツネを祭っているわけではなく、宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)という神様を祭っていて、その使いがキツネなのです。

実は稲荷神社は全国に32000社もあって、日本の神社の中で最大の勢力を持つものなんだとか。総本社は京都の伏見稲荷。

キツネは神様の眷属(けんぞく)で、眷属とは神様の使いという意味だそうです。昔の人たちはキツネを神聖な動物と捉えていました。秋の収穫期に里に降りて姿を現し、収穫が終わるころに山に戻る。農耕を見守る守り神と考えられてもいたそうです。(所説あるようですが)

お稲荷さんは願い事を叶えてくれる力が特に優れていると言われています。その反面願いを成就した時のお礼は必ず必要とも言われます。(願いが叶ったらお礼参りに行かねば!)

「五穀豊穣」がもともとのご利益でしたが、今では商売繁盛、家内安全、交通安全、開運招福、入試合格、学業成就、良縁、心願成就などなど広くご利益があるようですよ。

稲荷神社は参拝をやめると祟られるとか、キツネの祟りがあるとか、いろいろな祟りの話を耳にしますがそんなことはありません。そんなことを言ったら稲荷神社に参拝した人たちみんな祟られてしまいますよね。

まあ、お願いが叶ったらお礼にはいきたいですね。これは他の神社でも一緒ですが。

普通の神社なら心の中でお礼をするのでもいいのでしょうが、お稲荷様は叶えてくれる力が強い分、反面の作用も強いと言われますので、きちんとお礼ができるといいですね。お願いしっぱなしになりませんように。

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