12月11日 「オーケストラってなぁに?」

今日は長野市芸術館メインホールに「オーケストラってなぁに?」東京交響楽団とともに贈るオーケストラ入門コンサートを聞きに行ってきました。

芸術館に行ってみましたら子どもたちがわさわさいて、走り回ったり、おおきな声を出したりで、あれ?この子たちもオーケストラを聞きに行くのかな?と少々驚いておりました。

指揮者の原田慶太楼さんは1985年生まれ。欧米を中心に目覚ましい活躍を続けている。現在は東京交響楽団正指揮者。シンシナティ交響楽団およびシンシナティ交響楽団、シンシナティ・ポップス・オーケストラ、アリゾナオペラ、リッチモンド交響楽団のアソシエイト・コンダクターを経て日本で2つのタイトル、アメリカで2つのタイトルを得、益々活躍の場を広げている。

とにかく軽やかな動きで指揮をする。見ていてこんなに楽しく指揮棒を振れるのか?「いいよ~!素敵だよぉ~!」という気持ちを体全体で表現していて演奏している面々も嬉しくなっていくのが感じられる。

また今回は子供にオーケストラを教えるという意味で、楽器の名前を確認したり、希望する人に指揮をさせたりと内容が盛りだくさん。あの指揮台の上に上がって自分が指揮をして楽団が演奏してくれたらどれだけ気持ちがいいだろう?将来指揮者になりたいと思う人が出てきてもおかしくない気がする。とにかくトークも軽やかで惹きつけられる。

別の機会に、しっかりと彼の表現したい音楽をしっかりと聴いてみたいと思った。
子どもたちもおとなしくしっかりと聞き入っっていた。
子供に「静かにしていなさい」ではないのだ。しゃべる必要が無いほどの感動と驚き、興味を覚えさせることが大切なんだと気づかされたコンサートだった。

原田慶太楼君の益々の活躍を期待したい

1985年東京生まれ、指揮をF・フェネルに師事 第20回斎藤秀雄メモリアル基金受賞
2009年キャッソルトン・フェスティバルにL・マゼールの招待を受けて参加
2010年タングルウッド音楽祭で小澤征爾不フェロー賞受賞
2013年B・ワルター指揮者プレビュー賞受賞、米国ショルティ財団キャリア支援賞6度受賞
2020年シーズンからアメリカジョージア州サヴァンナ・フィルハーモニックの音楽&芸術監督に
2023年日本人初となるトップのコンダクター賞を受賞
2024年4月には愛知室内オーケストラの首席指導指揮者件アーティステック・パートナーに就任オペラ指揮者としてアリゾナやノースカロライナ、シンシナティ、ブルガリア国立歌劇場でも活躍
2024年5月31日、2025年7月からアメリカオハイオ州停頓・フィルハーモニック管弦楽団音楽・芸術監督に就任することが日米同時に発表

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