12月6日 K・ODA 「自己ベスト・3」
親友が小田和正の「自己ベスト・3」を送ってくれた。
いつも私のことを気にかけてくれて、心から感謝!ありがとう。
中学生の頃から一緒にオフコースを追いかけていた。
まだまだデビューしたばかりで全然知名度が無くて、横浜の岡田屋モアーズにあったショールームではお客さんが10名もいなかったことを覚えている。手編みのセーターで、白地にグレーの毛糸で家の形が編み込まれていたのが忘れられない。
「僕の贈り物」や「ワインの匂い」を目の前で小田さんと鈴木さんが歌っていた。
その後どんどんファンが増えて行き、中野サンプラザや青年館ホールなどお客さんがたくさん入れるコンサート会場に移っていってどんどん遠くなってしまった。いつか武道館なんて言っていたのに、いつの間にかそれも過ぎ去っていた。
今や小田さんのチケットを取ることは苦労するようになった。みんな歌われ、愛されて嬉しいけれどもやはり正直言えば寂しい。
コンサートに行くと、「あの年齢でも頑張っているんだから、私も頑張らねば!」いやいやそんなことではなく(ちょっとはそれも思うけど)
いつも!必ず!絶対!に、感動して帰ってくる。胸が熱くなり涙が流れるのは何故なんだろう?
どれだけ曲を生み出すのに苦労しているんだろう?
何度もなんどもメロディを拾い歌詞を作っていることか!
そこがスタートでそののちみんなで一つのものに作り上げていく作業が始まるんだし。
自分の若かりしことを思い出したり
直ぐ近くにいる人を大切に思うことを気づかせてくれたり
夢を持って歩みだすことを怖がってはいけない!と背中を押されたり
私にとって小田さんは、尊敬する人であり、憧れであり、ずっと私の人生のそばに居たのではなく、あった人。
自分の人生を、恥ずかしくなく一生懸命生きることを教えてくれた人。
クリスマスの約束も今年で最後と言っているし。
恐らくコンサートも今年で最後になるんだろうな。
どうぞ、小田さんに会えますように!
私にチャンスを~!