11月20日 谷川俊太郎さん死去
「かっぱかっぱらった
かっぱらっぱかっぱらった
とってちってた
かっぱなっぱかった
かっぱなっぱいっぱかった
かってきてくった」
ーかっぱー
この詩に触れたのはいつだったろう?
おいおい「河童がかっぱらってもいいんかい?」そんなこと詩に歌っていいんかい?なんていうのが谷川俊太郎との出会いだった。
出会いは何でもいい。それに触れて、もっと知りたいと思い本を買った。面白かった。本当に面白く楽しかった。
13日老衰のため病院で死去。
私の中で、一つの世界が終わった気がした。
でも、谷川俊太郎は多くの人々に種を蒔き、それがきっとこれから新しい形で芽が出てくることだろう。
詩に限らず様々な世界で。
多くの言葉を残してくれて「ありがとう」
「生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
ー生きるー
私は今生きている
私には鳥のようにはばたくことはできない
かたつむりのようにはうこともできない
でも、きっと私にもできることがあるはず
これからも自分にできるものを探していきたい