10月18日 吉田松陰

私の消えてしまった以前のブログの中でも「吉田松陰」に触れていたのですが、また改めて。

山口県の萩市の「松下村塾」で身分を超えて若者たちを集め、そして教え育て、その人たちが「明治維新」を起こし、明治政府の要人へとなっていったと言われていますが。

とてもいろいろなことに興味を覚える人だったようで、23歳の時に浦賀に来たアメリカの船に乗って渡米を企てましたが捕らえられてしまって「野山の獄」に入れられてしまいました。随分思い切ったことをしたものですね~!NHKの大河ドラマで見た時にも、家族は大変な目にあったみたいでしたが、それでもしっかり松陰を支えてあげていましたね。

私にはできるかな?(支える方ですよ!)

でも、その投獄されている囚人たちと生活するなかでそれぞれの人の良いところを見出し、お互いの知っていることを教え合うことをしようと説き、松陰は一人一人の長所を見抜き、それをその人に教え、それぞれできることの先生となり、その人はその中で尊敬される存在となったそうです。(教育者?指導者?人望を集められるなんて!)

自分の長所を教えられた囚人たちは、喜んで自分の知っていることを他の者たちに教え、感謝されることを知り、その後はまっとうな生活を送った人たちが多かったとのことです。(ほんと素晴らしいですよね。人の良さを見抜けるなんて。)

松陰は、「誰にでも、人には良いところがある」と言い続け、人の良いところ、優れているところを見出す目を持ち、とにかく天性の優しさがあり分け隔てなく人に接していたそうです。

松陰に関わった人は、自分の良いところを見出されたならば、それを磨く努力をし、素晴らしい人間へと成長していったそうです。

名簿は無いものの、著名な門下生には久坂玄瑞、高杉晋作、吉田稔麿、入江九一、伊藤博文、山県有朋、前原一誠、品川弥二郎、山田顕義、野村靖、飯田俊徳、渡辺蒿蔵(天野清三郎)、松浦松洞、増野徳民、有吉熊次郎などがおり、総計で約90名余りが松陰の教えを受けたと言われています。

大好きな吉田松陰、萩市の「松下村塾」にも行ったことがありますが、実は東京の世田谷に「松陰神社」があるんですよ。
松陰神社(https://www.shoinjinja.org/)
〒154-0023 東京都世田谷区若林4-35-1

それほど大きくはありませんが、学問の神様でもあり「もう少し頭が良くなりますように!」と何度かお参りに行ったことがあります。
夏に行ったときには、お参りをしている時にいっぱい脚を蚊に刺されてしまいえらい目にあったことが忘れられません。

機会がありましたら行ってみてください。

実は、吉田松陰にも師が下りました。
それはまた改めて!

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