「スコヴィル値」

暑い夏を迎えると辛い物が食べたくなりませんか?
先日の「四川麻婆豆腐」も結構辛かったかと思うのですが。まだまだあれは普通の一味唐辛子を使用してベースを作り、「我こそは辛い物なんぞ平気だぜ~!」の方には自家製ラー油で辛さをマシマシにしたんですが、所詮これは我が家の唐辛子レベルなわけです。

辛いもの好きは知っている辛さの単位を「スコヴィル値」と言います。
辛い物に含まれている「カプサイシン」とい辛味物質の割合を測定した数値のことです。

面白いのは、「スコヴィル値が1000だと、砂糖水で1000倍に薄めてようやく辛さがゼロになる」という意味なんだそうです。

じゃあ、それぞれの唐辛子のスコヴィル値をみてみますとこんなことになるそうです。

SHU=スコヴィル値

パラペーニョ 2,500~8,000SHU
タバスコペッパー 3万~5万SHU
鷹の爪 4万~5万SHU
島唐辛子 5万~10万SHU
プリッキーヌ 5万~10万SHU
ハバネロ 25万~45万SHU
ブート・ジョロキア 100万SHU
キャロライナ・リーバー 164万SHU
ドラゴン・ブレス・チリ 248万SHU
ペッパーX 318万SHU

皆さんはどのあたりまで知っていましたか?「パラペーニョ」が以外にもスコヴィル値が低かったこと、「鷹の爪」より「島唐辛子」の方が辛かったのかぁ~!なんてね。「ハバネロ」だって相当辛いというイメージありますよね。現在世界で一番辛いのは「ペッパーX」なるものだそうです。いったいどんな辛さなんでしょうねぇ~?318万杯の砂糖水飲まないと辛さがゼロにならないなんて(;^_^A

実はそんな中、我が家は畑で「ブート・ジョロキア」を育ててみたんですよ。写真は後ほど!

苗を購入した時に解説書が付いていたのですが、「収穫時にはゴーグルを付け、手袋をして、決して目や皮膚の弱い部分に直接触らないようにお願いします」と。「お料理の際にも、直接実には触れないでください!」と書いてあるじゃないですか。それが畑のど真ん中に植えてあるんですからもう恐怖です。

最近になりまして、ボタン胡椒や唐辛子、ピーマン、しし唐が成り始めて収穫できるようになったのと同じくしまして、あの「ブートジョロキア」も実をつけ始めたんですよ。まー白くて綺麗だこと💛いえいえ惑わされてはいけません。地域によってはゾウ避けにも使われているそうですから。

とりあえずその実をご覧に入れますね。時間とともに実の色が白から赤に変わっていくそうですので、また赤くなりましたらその時にご報告しますね。私が無事でいられたらの話ですけど(笑)

こんなニュースも以前ありました。やはり「ブートジョロキア」でした。

 東京都内の都立高校で7月16日、高校1年の生徒15人が激辛のポテトチップスを食べた後に口や胃の痛みなどを訴え、うち14人が救急搬送されたと新聞やテレビで報じられました。報道によると、この商品のパッケージには「18歳未満の人は食べないでください」という注意書きが記載されていたということです。高校生が食べた激辛のポテトチップスに使われている赤唐辛子「ブート・ジョロキア」。ペッパーソース「タバスコ」の200倍辛いといわれている、と。

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